概要
鳴門市体操教室
この体操場は、ソウル五輪銀メダリストの山田隆弘選手や、バルセロナ五輪で銅メダル、アトランタ五輪で五位入賞した畠田好章選手らが所属した鳴門市体操教室の練習場として使用されています。新体操場は彼らに続けと、旧体操場の約1.5倍の広さで体操専用の練習場としては国内でも最大級の規模を誇るものに整備しています。とくに高難度の技が安全に練習できるように助走距離を十分確保するとともに、着地部分にはウレタンを詰めたピットも整備してあります。
沿革
鳴門市体操協会は昭和51年4月設立され、同市体操競技の普及進行に活動を開始して以来、昭和53年に体操競技器機器具の常時設備された桑島体操体育館が開設を見るに至り、鳴門市小・中・高の一貫した体操競技のジュニア選手育成が軌道にのり体操競技を愛好する指導者による献身的なジュニア選手の育成が精力的に続けられ今日に至っている。
この鳴門市の体操競技を築いてきた陰の人は多くあるがなかでも鳴門高等学校に在職当時からソウルオリンピック出場の山田隆弘選手の育成を頂点に地域ジュニア体操の普及、発展に尽くしてきた宮浦信義氏(鳴門高校→板野養護学校教諭)があげられる。同氏の手記をいまここにあげることとする。
抜粋:鈴江敏則 徳島県体操史(昭和編)徳島の体操「今・昔」(1995年5月)